長かった。
あまりにも長過ぎた。
もう一生無理なんじゃないかと本気で思った。
ただ、諦めようと思ったことはなかった。
でも、次はないなと思った。何度か。
もはや嬉しさと言うよりは、
ほっとしたという気持ちが強い。
妻に電話したら、お疲れさまと言ってくれて、
涙が出そうだった。
この間に結婚しました。
子どもも産まれました。
気がつけば3歳でした。
ふたり目も産まれました。
これまでが長過ぎて、
無我夢中でというような感じはないですが、
その都度、出来る限りの全力でパワーを注ぎ込んできた。
やっと終わったと思うと
それだけで楽になった。
やっとスタートラインに立ったような気がする。
止まっていた時間が、
やっと1秒ずつ動き出した、
音を立てて、
確実に動き始めた。
小さな歯車が
くるくると回りだして
やっと動き始めた。
これまで歩んできた道と
これから先にある道と
景色は何も変わらないかもしれないけど、
新たな一歩を踏み出していこうと思います。
ワクワクすることを
これからいっぱい探そう
長い間、本当に
ありがとうございました。